界面活性剤とは?

界面とは表面ともいい、界面とは2つの異なる物質の境界面のことを表します。
2つの混じりあわない物質の間には、界面が存在します。
本来混じりあわない水と油を、界面活性剤は界面の性質を変え、水と油を混じり合わせることができるのです。

界面活性剤には自然界に存在する「天然界面活性剤」と人口的に作られた「合成界面活性剤」とがあります。

界面活性剤は洗浄などの作用があって多くの日用品や化粧品に使われています。
問題なのは高い毒性・高い浸透性・高い残留性があるってことです。
身体に悪影響を及ぼし、また自然の海や河川を汚す原因ともなっています。

本来混じりあわない物質を化合するということから
交じり合わないように層となていた部分を化合してしまうのですから
人間の皮膚は皮脂膜で有害な物質から守るように出来ているのに「界面活性剤」は皮脂膜や角質層を潜り抜けて体内に進入することができます。
血液にも侵入して血管にとどきます。

このようなことから最近では界面活性剤不使用のオールインワン化粧品が多くなっています。